2012年7月20日金曜日

シートの内容をクリアする

シートをクリアするには、クリアの仕方に応じて Sheet クラスのメソッドが用意されている。
  
  
◆シートの値、計算式、書式、コメント全てをクリアする場合は、Sheet クラスの clear メソッド
を用いる。
  
  
【構文1】
SheetObject.clear()
  
戻り値 : Sheet 型。クリアする対象のシート(=SheetObject)。
  
  
【例1】
function ClearSheet() {
  var objSpreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var objSheet = objSpreadsheet.getActiveSheet();
  var objSheet2 = objSheet.clear();
  Browser.msgBox(objSheet2.getName());
}
  
実行後に表示されるシート名は、アクティブになっているシート、すなわち、クリアの対象と
なったシート名が表示される。
  
  
◆シートのコンテンツ、すなわち、値と書式(多分)のみをクリアする場合は、Sheet クラスの
clearContents メソッドを用いる。
  
  
【構文2】
SheetObject.clearContents()
  
戻り値 : Sheet 型。クリアする対象のシート。
  
    
◆シートの書式のみをクリアする場合は、Sheet クラスの clearFormats メソッドを用いる。
  
  
【構文3】
SheetObject.clearFormats()
  
戻り値 : Sheet 型。クリアする対象のシート。
  
  
◆シートのコメントのみをクリアする場合は、Sheet クラスの clearComments メソッドを
用いる。
  
  
【構文4】
SheetObject.clearComments()
  
戻り値 : Sheet 型。クリアする対象のシート。

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