Google ドキュメントに於ける「フォルダー」は、一般のパソコンや他のオンラインストレージ
と異なり、分類のための単なる「タグ」のようなものであるため、一つのファイルを複数の
フォルダーにタグ付けすることができる。従って、この項のタイトルにある「取り出す」とは
「フォルダーのタグ付けを解除する」という意味であって、ファイルそのものが削除されて
しまう訳では、決してない。
さて、このようにあるフォルダーに登録された(=タグ付けされた)ファイルを、そのフォルダー
から「取り出す」 には、File クラスの removeFromFolder メソッドを使用する。
【構文】
FileObject.removeFromFolder(folder)
folder : Folder 型。「取り出」したい対象のフォルダーオブジェクトを指定する。
『Google ドキュメントのファイルをフォルダーに追加する』の項で例として使用したファイル
とフォルダーをそのまま流用する。「これはサンプル文書だ」文書ファイルが「sample folder」
フォルダーに登録されているものとして、それを「取り出す」サンプルコードを以下に記す :
【例】
function RemoveFromFolder() {
var objFile = DocsList.getFileById("abcdEFGHijklmnopQrstUvwXYz");
var objFolder = DocsList.getFolderById("0Abcd1efg2hijk3456789");
objFile.removeFromFolder(objFolder);
}
var objFile = DocsList.getFileById("abcdEFGHijklmnopQrstUvwXYz");
var objFolder = DocsList.getFolderById("0Abcd1efg2hijk3456789");
objFile.removeFromFolder(objFolder);
}
上記コードを実行すると「sample folder」は空になる。
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