シートに列を挿入するには五通りの方法がある。
先ず一つ目の方法は、Sheet クラスの insertColumnAfter メソッドを用いる方法。このメソッド
を使用した場合、第一引数で指定した列の後の列に 1 列追加される。
【構文1】
SheetObject.insertColumnAfter(columnindex)
columnindex : int 型。columnindex で指定した列の一つ後の列に追加される。
下記の例の場合は、D 列と E 列の間に 1 列追加される。
【例1】
function insertColumnAfter() {
var objSpreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var objSheet = objSpreadsheet.getActiveSheet();
objSheet.insertColumnAfter(4);
}
次は、Sheet クラスの insertColumnBefore メソッドを用いる方法。このメソッドを使用した
場合、第一引数で指定した列の前の列に 1 列追加される。
【構文2】
SheetObject.insertColumnBefore(columnindex )
columnindex : int 型。columnindex で指定した列の一つ前の列に追加される。
下記の例の場合は、C 列と D 列の間に 1 列追加される。
【例2】
function insertColumnBefore() {
var objSpreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var objSheet = objSpreadsheet.getActiveSheet();
objSheet.insertColumnBefore(4);
}
三番目の方法は、Sheet クラスの insertColumnsAfter メソッドを用いるやり方。この場合は、
第一引数で指定した列の後ろに、第二引数で指定した列数を挿入する方法である。
【構文3】
SheetObject.insertColumnsAfter(columnindex, numcolumns)
columnindex : int 型。columnindex で指定した列の一つ後の列に追加される。
numcolumns : int 型。追加したい列数を指定する。
下記の例は、D 列と E 列の間に 5 列追加される例である。
【例3】
function insertColumnsAfter() {
var objSpreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var objSheet = objSpreadsheet.getActiveSheet();
objSheet.insertColumnsAfter(4, 5);
}
四つ目の方法は、Sheet クラスの insertColumnsBefore メソッドを用いるやり方。この場合
は、第一引数で指定した列の前の列に、第二引数で指定した列数を挿入する方法である。
【構文4】
SheetObject.insertColumnsBefore(columnindex, numcolumns)
columnindex : int 型。columnindex で指定した列の一つ前の列に追加される。
numcolumns : int 型。追加したい列数を指定する。
下記の例は、C 列と D 列の間に 5 列追加される例である。
【例4】
function insertColumnsBefore() {
var objSpreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var objSheet = objSpreadsheet.getActiveSheet();
objSheet.insertColumnsBefore(4, 5);
}
最後は、Sheet クラスの insertColumns メソッドを用いる方法である。
これは insertColumnsBefore メソッド同様、第一引数で指定した列の前の列に、第二引数
で指定した列数を挿入する方法である。但し、第二引数を省略した場合は 1 と見なされる。
【構文5】
SheetObject.insertColumns(columnindex [, numcolumns])
columnindex : int 型。columnindex で指定した列の一つ前の列に追加される。
numcolumns : int 型。省略可。追加したい列数を指定。省略の場合は 1 と見なされる。
下記の例の場合は、【例4】と全く同じ結果が得られる。
【例5】
function insertColumns() {
var objSpreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var objSheet = objSpreadsheet.getActiveSheet();
objSheet.insertColumns(4, 5);
}
0 件のコメント:
コメントを投稿